1969年より、アロマテラピーをイギリスに導入したマルグリット・モーリー女史からアロマテラピーを継承されたミシュリン・アーシエ女史に師事。イギリスにおけるアロマテラピーのパイオニアの一人であるミシュリン・アーシエ女史にアロマテラピーを学んだ後、当時イギリスでも唯一のアロマテラピー専門のサロンであった、ロンドンのマダム・アーシエ・ナイトブリッジ・クリニックに8年間従事。アロマテラピーを医療の分野に取り入れた第一人者として知られる、ジャン・バルネ医師のもとでアロマセラピストとして従事した経験をもつ。
この頃イギリスでは、補完療法(Complementary Therapy)に関心が高まった初期の時代であり、ジャーメイン・リッチ女史は、アロマテラピーを健康の保持に向けて意識的な改革を促進するために全力を傾ける。また、米国カリフォルニアのビバリーヒルズにアロマテラピーを紹介し、健康に意識を向ける活動を行ったのもこの時期である。また、米国カリフォルニアのビバリーヒルズにアロマテラピーを紹介し、健康に対して意識づける活動を行ったのもこの時期である。
その後、独自の研究を続け、ロンドンの有名なクリニックに従事するとともに、講師としてセラピストの指導や講演者として精力的に活動する。また、サービス業界における人材育成のためのコースも行う。
1985年、リッチ女史は International Federation of Aromatherapists (IFA) の発起人の一人としてIFA設立に携わる。設立後の5年間は、IFA理事として、協会運営、教育規定の確立、医療機関へのアロマセラピスト派遣、IFA会報誌の編集、定期的なIFAセミナー運営などのプロジェクトに関わる。また、リッチ女史はIFA会長として、プロフェッショナルなアロマセラピストの団体としての組織を確立し、オーストラリアやオランダなどのIFA海外支部の設立に携わる。また、リッチ女史は、AOC (Aromatherapy Organisation Council) の執行委員として3年間活動した。
1988年よりIFA主任講師として従事し、技術的にも経験的にも、スキンケアからエッセンシャルオイルの調合、講演や職業的な訓練にいたるまで、アロマテラピーのあらゆる側面に精通した本格的な指導を行っている。
現在は、アロマテラピースクールであるVivat Holistic Trainingの校長としてロンドンと東京で、プロフェッショナル・アロマセラピストの育成、ホリスティック・アプローチによるアロマテラピーの普及に携わっている。
当研究所Vivat Holistic Training IFA認定アロマテラピーコース総責任者
20代のころから肌の不調や原因不明のだるさなど全身症状に悩まされ続け、日本の植物療法の第一人者である末富仁氏のもとへ。氏の処方したハーブティーで、トラブルを克服したことをきっかけに、その後15年間、末富氏に師事。ハーブをはじめとする植物の治癒力で体や肌のトラブルを予防・改善するヨーロッパ伝統医学『植物療法(フィトテラピー)』の理論と技術を学ぶ。
現在、体質別カウンセリングや技術指導、トラブル改善のための施術行うフィト・エステティックサロンのコンサルタント、オリジナルのスキンケアブランドの開発・販売などを展開し、専門サロンに植物療法に基づく関連商品を提供する「ビオナチュレ」の代表取締役。また、末富氏が主宰する植物療法の研究団体・CENESやホリスティックセラピストスクールなどの各スクールでプロのエステティシャンたちのための講師をつとめるほか、講演活動などを通して植物療法の普及に尽力している。