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植物療法
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レモン (Lemon)
科名: ミカン科
学名: Citrus limon
 

温暖化の影響で、北関東でもレモンやミカンの露地栽培が可能になりました。 とは言え、12月初旬には霜の降りる我が家。 露地植えへの不安はありましたが、鉢植えのレモンの根が廻ったのを機に、昨春、思いきって移植しました。 柑橘類は、北風の当らない、しかし、風通しが良く、陽当りの良い場所を好みます。 レモンは4〜5月に小さな白い花をつけ、12〜1月に黄色く熟した実を収穫します。 完熟した実は精油成分を多く含み、10〜11月に収穫するグリーンレモンとは、香りが各段に違います。 若木なので7個しか収穫できませんでしたが、7〜8年後には、たわわに実を結ぶレモンツリーに成長してくれることを夢みています。

レモンの果皮(レモンピール)には、リモネン、リナロール、シトラール、ピネンなどの精油成分、フラボノイドなどが含まれ、果汁には、ビタミンCをはじめとする数種のビタミン類、クエン酸などが含まれています。 レモンピールはハーブショップで購入できます。 抗バクテリア、殺菌、抗酸化、浄化、消化促進作用などがあると言われ、風邪やインフルエンザなどの感染症予防や、胸焼けなどに飲用します。

黄色は、第3チャクラ・太陽神経叢に対応する色ですが、レモン、柚子、八朔などの黄色い柑橘類が冬に熟すのも、つい食べ過ぎ飲みすぎになりがちな年末年始の消化器系を労わるためではないかとさえ思えるのです。 また、クエン酸は、筋肉や肝臓に溜まった乳酸を除去し疲労回復に効果があります。 

我が家のハーブ、果実は無農薬栽培です。 7個の貴重なフレッシュ・レモンだからこそ大切に使いたい。 まず、カゴに盛り芳香を楽しみます。 風邪のひき始めには、ぎゅっと絞りハチミツを加え熱湯を注いだだけの即席ホットレモンをいただきます。 果皮は、刻んで乾燥・保存し、ハーブティや入浴剤、フットバスに用います。 レモン1個と皮をむいたショウガひとかけをスライスしハチミツを加え、煮沸消毒した瓶に漬け込んだジンジャー・ハニー・レモン。 お湯割りやアイスでもいけますが、ジンジャーは割りと喉を刺激しますので、粘膜の弱い方には、レモンのスライスをハチミツか砂糖に漬け込んだものがお勧めです。 漬け込む際にタイムを加えても良いでしょう。 シロップを炭酸で割れば、レモネードの出来上りです。 

お料理も、広汎にはハーブ療法であると考えています。 冬が旬のレモンを楽しんでください。

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