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2015-04-29 ジャーメイン先生の授業 2015 (1)

2015年4月25日から、イギリスからジャーメイン・リッチ先生が来日されて、
IFAアロマテラピーコースの授業が行われています。
今年は、来日されて20年目、記念すべき年です。

初日の授業は、アロマセラピストとして、どうあるべきか、、
20年間、毎年、初日の午前中は、プロのアロマセラピストとして
私たちはアントに対して、どのような姿勢で、どのように
アロマテラピーのトリートメントを提供して、どのように関わるのか、、、
プロのアロマセラピストとしての心構えや在り方について学びます。

私たちのアロマセラピストとしての仕事は、クライアントに対して、
より良い方向に導くための責任を担っています。
体調不良や不快感、痛みなどがある方、、
様々な病気がある方、、
病気ではないけれど、ストレスを感じている方、、
アロマセラピストはクライアント一人一人の状況に応じて
精油のブレンドをし、アロマテラピーマッサージの施術を行います。
今日の精油の働きの勉強中、受講生から質問が出ました。
「ストレスがかかっているクライアントに対して、
どれくらい精油を用いれば良いですか?」
先生は、以下のような内容を答えていました。
「そのクライアントのストレスの状況を
把握しなくてはなりません。ストレスの程度や内容によって、
一人一人施術の方法が違います。何滴使うか、よりも、
クライアントの状態をセラピストが把握して、
そのクライアントの状態に合わせて精油の滴数も決めていくことが
必要です。」

受講生は、精油を何滴使ったら効果がでるか、、、 を知りたかったのだと思います。 その考え方は、「この精油は○○に良い」 という考え方です。 アロマテラピーを勉強されて間もない頃は、 どの精油が何に良いのか知りたいと思います。 しかし、「アロマセラピスト」は異なった考え方をします。 アロマセラピストが一番目に行うことは、クライアントの 身体的、心理的な状態を理解することです。 クライアントの主訴と、主訴の原因となるものを、 クライアントの身体面、心理面から探し、その原因に応じて、 施術のアプローチ方法を決めます。 そのアプローチに合った精油を選び、滴数を選んで施術を行います。

そのため、最も大切なことは、一人一人のクライアントの状態に応じた
アプローチ方法を見出すことです。
同じ肩凝りでも、筋疲労が原因なのか、ホルモンバランスが原因なのか、
心理面が原因なのか、その他にもさまざまな要因が考えられます。
原因を知るには、解剖学や生理学、病気に対する理解が不可欠です。
アプローチが決まらないと、精油を選ぶことも、精油の滴数を決める
こともできません。
言い換えると、きちんとしたアプローチが決まれば、
クライアントの状態にしっかりと対応でき、結果的にも
良い状態に働くことができます。
これは、プロのアロマセラピストであれば常に行うプロセスであり、
補完医療としてのアロマテラピーに解剖生理学や病気の勉強は必ず必要となります。

受講生に、「授業は楽しい?」と聞くと、
「楽しい」と返事が返ってきました。
これからも授業が続き、多くのことを学びます。
様々な方々の不快な症状を改善し、苦痛を和らげ、
クライアント一人一人に笑顔が届けられる
プロフェッショナル・アロマセラピストを目指して、
頑張りましょう。


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