アロマスクール IFA認定 日本ホリスティックケア研究所

2013-1-1 2013年　新年のご挨拶

新年　あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。

アロマセラピストという職業は、まだ開拓中の職業で、多くがエステとか、リラックスとして受け止められています。もちろん、それも正しいのですが、アロマの実力はもっとスゴイと知っていただきたい、というのが正直な気持ちです。 心と体は深く関わっています。

ニキビで悩んでいる人にホルモンバランスを整えるアロママッサージをしたら、ニキビが跡形なく消えてキレイな肌を取り戻したり、原因は無くなっていないのにアロママッサージで気持ちの向かう方向を変えたら、うつ病が良くなった人もいます。

精油やアロママッサージを用いて、クライアント一人一人のお困りの状態を改善する、、、それがアロマセラピストの役割りです。

アロマセラピストは病気を治すことはできませんが、精油がもつ香りの効果やアロママッサージで身体の緊張を解きほぐすことにより、クライアントのもつ自己治癒力が働いて、本来の健康的な生活を取り戻すことができます。

健康を取り戻すことができない場合でも、気持ちを明るくすることができます。 昨年末にお越しになられたガンの方は、「久しぶりに元気が出た。こんなに気持ち良くて楽になるのなら、もっと早く来れば良かった」とお帰りになりました。 病気であっても、気持ちが明るくなれば力が湧いてくるようです。

私達は、病気を治すことはできなくても、患者様の力が湧いてくる手助けをすることはできます。

病気でなくても、元気だけど疲れが取れない、、、という方は非常に多いです。

先日、来られたクライアントは施術後、『肩凝りが良くなって元気になった、、、こんなに疲れているのは老化なのかと思っていたけど、そうではなかった。』とおっしゃっていました。

不調は仕事が忙しいから仕方がないとか、老化現象とか、諦めに似た気持ちで生活している人が少なくありません。 私たちアロマセラピストは、きちんとケアをすれば、元気で、楽しい生活が送っていただけることを伝えたい。 疲れている方も、気持ちが沈んでいる方も、病気の方も、どんな方でも、アロマテラピーの恩恵を受けていただくことができます。そのために、セラピストは身体について学び、病気について学び、様々なオイルマッサージについて学び、植物について学び、香りについて学ぶのです。

アロマテラピーマッサージを創った、オーストリア人のマルグリット・モーリーさんが遺した言葉に、アロマテラピーマッサージの真の目的は、クライアント一人一人の人生を輝かせることにある、とおっしゃったそうです。

今までアロママッサージを多くの方々に施術しましたが、いつも、このマルグリット・モーリーさんの言葉の意味をクライアント一人一人に提供できるように心がけてきました。 多くの方々の人生が変わったり、新たなスタートを切られたり、、たくさんのドラマを見てまいりました。 クライアントが元気になり、笑顔で新たなスタートを切られる様子を拝見するのは人生の中で何よりも嬉しいことです。

今年はどんな方に出会えるか、今から楽しみです。

心身の不調でお困りの方に、「アロマテラピー」を選択肢の一つに選んでいただける社会になるよう、今年も一年精進してまいります。 様々な理由でお困りの方にアロマテラピーが届くように、一層の力を注ぎたいと思います。

受講生の皆様、卒業生の皆様、クライアントの皆様、
アロマテラピーを愛する皆様、
そして全世界の皆様

皆様にとって良い一年でありますようお祈り申し上げます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。