アロマスクール IFA認定 日本ホリスティックケア研究所

2013-03-22 お花見とアロマテラピー

今日、東京の桜が満開になりました。
平年と比べて2週間も早いとか。
これから1週間は桜見物に賑わうことでしょう。
時々、スーツ姿の真面目そうな人が
お酒でグタグダになり、踊り、歌い、叫んでいる人がいます。
会社のストレスを、パーっと発散しているのかも知れません。
花見は絶好の機会なのでしょう。

とは言うものの、花見の季節は短いです。
5月、6月、、、と、残りの11か月もストレス解消は必要です。
運動も良いし、温泉巡りも良いですが、
アロマテラピーマッサージもストレス解消には非常に効果的です。

香りは脳の中の視床下部というストレスを受け止める部分を刺激して、
ストレスを上手にコントロールする働きがあります。
イギリスの心療内科のドクターの中には、患者さんの症状に
アロマテラピーが有効だと思うと、患者さんに、有資格者の
アロマセラピストを紹介するそうです。
イギリスでは全領域でアロマテラピーが使われていますが、
特に、心療内科、産婦人科、ホスピスで非常に多く用いられています。

数年前、がんでホスピスに入院されている60代の男性患者さんに
アロママッサージの施術をした時、私が病室に入ると、何やら
ブツブツと文句を並べていらっしゃいました。
隣のホールから聞こえる讃美歌がうるさい。
食事が気に入らない。
ナースコールをしても、看護師さんが来るのに時間がかかる。
人の歩く音がうるさい、　などなど。
ご挨拶をして、アロマオイルで背中のマッサージを始めると、
いつのまにか寝息を立てていらっしゃいました。
30分ほど経ってアロマが終わった頃には、すっかり別人。
ご機嫌も良くなり、病室に入ってこられた看護師さんとも
笑顔で談話をされていました。

アロマテラピーは、体だけでなく、心にも影響を与えて、
気持ちを和らげたり軽くします。
ストレスが溜ったなぁ〜と思ったら、一度、本格的なアロマテラピーを
経験されてみられると良いでしょう。