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2013-03-21 過敏性腸症候群とアロマテラピー

4月は新たなスタートの季節。
多くの人が、社会人としてスタートを切ります。
新しい環境で、職場の人との上下関係、上司とのコミュニケーション、
新しい仕事、環境による変化、など。 日々のストレス度も高くなります。

そんな時にかかりやすい不調の一つが、過敏性腸症候群。
病院で検査をしても腸に異常は見られないのに、
腹痛、下痢、便秘、下痢と便秘を交互に繰り返す、ガスがたくさん出る、
お腹の張り、お腹がゴロゴロと鳴るなどの症状が見られます。

下痢型では、学校や会社に行く電車の中で急にお腹が痛くなり、
駅のトイレに駆け込むこともあります。排便により症状は良くなりますが、
またぶり返します。 便秘型では、兔の糞ようなコロコロ便になります。
過敏性腸症候群の原因は不明ですが、ストレスが主な誘因の一つとして挙げられています。

腸は自律神経系の交感神経によって働きが抑制され、副交感神経によって働きが活発になります。
自律神経系をコントロールしている脳の視床下部という部分。
視床下部は自律神経系やホルモンのバランスを整えて、全身の正常な働きを保つと同時に、
ストレスを感じた時に反応します。脳がストレスを感じると、自律神経系を介して腸の運動に影響を与えます。
過敏性腸症候群の人は大腸の運動が盛んになったり(下痢)、低下したり(便秘)することで、
便通異常を引き起こすと考えられます。また、最近の研究によると、精神を安定させる
神経伝達物質「セロトニン」の90%が腸でつくられることが明らかになりました。
セロトニンは精神を安定させる神経伝達物質で、ストレスを感じると分泌が増えます。
腸内でセロトニンの分泌が増えると腸の運動に異常をきたし、下痢や腹痛などを引き起こします。
過敏性腸症候群は女性に多く、精神的な不安や緊張の強い人がかかりやすいとも言われています。

アロマテラピーマッサージは、1950年代、オーストリア人のモーリー女史によって
考案されたテクニックで、香りの天然成分を含む精油を用いて自律神経系の神経枝に沿って
マッサージをすることで、自律神経系のバランスを整えて、副交感神経を活性化させる働きがあります。
副交感神経の働きが活発になると、精神を落ち着けて深いリラックス効果をもたらし、
不安や緊張を解消してスッキリさせます。 ストレスが溜ってるなぁ〜と感じたら、
アロマテラピーマッサージで早めにストレスを取り除いて、元気生活を取り戻していただきたいと思います。


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