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2013-01-15 2013年冬 IFAコース卒業前のメッセージ

1月14日は、2011年開講コースのIFA本部試験に向けた最後の模擬試験とアロママッサージ実技練習の日でした。
午前中、過去の問題を解いていると、窓の外が雨から雪に変わっていました。
雪が降りはじめ、一面が真っ白の雪景色に。

午後はアロママッサージの実技練習。
全員でマッサージをするのも最後の日になりましたね。
最初、人の体に触れるのもドギマギしていた人も、今ではすっかり自信をもって アロママッサージができるようになりました。

技術が上達してスムーズに行えるようになる時の落とし穴は、手技が雑になることです。
最初は、他人に触れるのもドキドキですから、クライアント役の人が不快ではないかしら?、とか、痛くないかしら? と慎重です。その分、言われたことをきちんと守って、丁寧にマッサージをすることにエネルギーを注いでいます。
次第に慣れていき、筋肉の名前もわかり、手技も上達してくると機械的に動くようになり、細かい部分の配慮を怠りがちになることがあります。

アロマテラピーマッサージは、身体的な効果だけではなく、人の心に感動を与えることが出来る手技だと思います。

病気になってヤケクソ気味で、「もう人生は終わったのも同じ。私の人生なんか、いつ終わっても良いんです」と豪語していたクライアントが、 アロママッサージを受けた後に、
「もっと生きてみようと思うようになりました」
と変わることがあります。

何が人の心を変えたのかは分かりません。
マッサージが良かったのか、香りが良かったのか、何気なく掛けた言葉が良かったのか、たまたま偶然だったのか、、、
しかし、何度も、同じように場面に遭遇するにつれて、 最近は、こう思うようになりました。
クライアントを想って、丁寧にアロママッサージをしている気持ちがクライアントに響いたのではないかしら? と。

1月14日に模擬を受けた受講生は、来月、IFA本部試験を受け、IFA認定アロマセラピストとして、プロの道を歩いていかれることでしょう。

クライアントに手の平をのせる時、その触れ方の質の違いで、クライアントが感じられる印象はずいぶん異なります。
今まではスクール講師やアシスタントが何度もアドバイスしてきましたが、これからはプロとして、自分で意識することが必要となります。

時々、初めてアロママッサージを学んだ時を思い出して、
クライアントが何を望んでいらっしゃるのか、
ベストのトリートメントを提供するにはどうすれば良いのか、
謙虚さを忘れずに、セラピストの道を進んでください。

一人一人のクライアントを大切にして、
多くの方に感動を伝えていただけることを願っています。

最後の片付けをして、四谷のスクールを出た時、すっかり銀色の世界が広がっていました。


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