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2012-12-14 肩凝りのアロマ活用法

すっかり寒くなりましたね。 寒い季節は、肩を上げて、首をすくめて歩く人の姿が目につきます。

肩をあげて背中を丸めた状態が続くと、肩の周囲にある僧帽筋や肩甲挙筋、大菱形筋や、肩の関節をつくる三角筋などが緊張して肩がゴリゴリになり、ひどい肩凝りになります。

肩凝りの原因は、伸びたり縮んだりして柔軟性をもつ筋肉が、一部分に力が入っている状態が続くことで、筋肉が緊張し、血液循環が悪くなり、筋肉の柔軟性が低下して硬くなってしまうのが原因です。

この時期は、肩が凝って辛いとトリートメントルームに来られるクライアントが増える時期です。また、今年の凝りや疲れを来年に残さないように、年末に来られる方は多いです。

普通、アロマで肩凝りをほぐす、というイメージはないかも知れません。 アロマサロンの多くが「筋肉に働く」というアプローチではなく、皮膚の上に香りのオイルを塗って、撫でながらマッサージをしますので、筋肉にまで働きかけることが出来ないのです。

触ってもらって少し楽になっても、数日で元に戻ってしまいます。 筋肉に正しく、しっかり働きかけると、肩凝りが数日で元に戻ることはありません。また、戻ったとしても100%戻ることはないので、3回ほど定期的に通ってこられると、だいたいの肩凝りは見違えるほど良くなります。

今までトリートメントルームに来られたクライアントの中で、一番ひどい肩凝りの人は、ふっくらした筋肉質の中年女性で、首が短く、肩がパンパンで板のように硬く、山のように盛り上がっていました。

普段は、この方のように硬い人は少ないので、比較的ソフトにマッサージをしても十分に効果があるのですが(強い圧が好きな方は強くします)、この方は肩の筋肉が硬すぎて、100%の圧をかけても、ほぐれるかどうか、、、といった感じでした。私にとってチャレンジでした。

初回の施術が終わって起き上がった時の第一声は、「私の肩がない!!」、「ここにあったのに」、と、自分の肩を触りながら、驚かれていました!  お帰りの時に、2週間後の予約を入れて、3回ほど来られた時は、肩は見違えるほどやわらかくなり、肩の硬さはいくぶん残っていたものの、辛い肩凝りの症状は消失していました。

このクライアントは仕事でパソコンを使うので、肩凝りがひどくならないうよに、その後も毎月1回通ってこられていましたが、1年ほど通われた頃には肩凝りは完全なくなり、そのうちお越しにならなくなりました。

このような方のように、ひどい肩凝りはアロママッサージでしっかりほぐす、ことも大切ですが、 しかし、それだけではダメです。 私は、施術の効果が少しでも長く続くように、必ずクライアント自身にも協力していただいています。 それぞれ、肩凝りを起こす筋肉の場所や凝り方には個人差があるので、一人一人の凝りの状態に合わせたストレッチや運動法をお教えしますが、 とても簡単で、誰でもできるものです。 仕事の途中で、肩のストレッチをしたり、首の体操をするなど、筋肉を動かすエクササイズを行っていただきます。

また、ご自宅で使用できるオイルをお渡しして、お風呂にオイルを入れたり、お風呂あがりにブレンドオイルを塗布していただいて、軽くストレッチをしていただくなど、筋疲労をできるだけ溜めないように工夫します。 クライアントご自身にも協力していただくことで、アロママッサージの効果が持続しますし、また、クライアントにとって、肩凝りのたびにトリートメントルームに来なくてはならないと大変なので、自分で予防する方法を教えることもセラピストの大事な仕事だと思います。

肩凝り用のマッサージオイル お勧めブレンド例 アーモンドオイル 5ml ゼラニウム 1滴   ジュニパー 1滴 手の平につけて、反対側の肩の凝っている部分に塗布します。

また、ブレンドオイルを、熱すぎないお風呂のお湯に加えて良くかき混ぜ、 ゆっくりと入浴していただくのも良いですね。

オイルのつけ方とか使い方が分からない方は、セラピストに使い方を教わると良いです。

寒い季節の辛い肩凝りをアロマで改善し、素敵なクリスマス シーズンをお過ごしください。


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