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2012-08-30 頭痛とアロママッサージ

頭痛は大きく分けて3種類あります。

1つ目は、肩凝りや首の凝りを伴う「筋緊張性頭痛」
2つ目は、頭がズキズキ痛み、音や光に過敏になる「片頭痛」
3つ目は、激しい痛みが続く「群発頭痛」

アロママッサージが一番効果を発揮するのが、筋緊張性頭痛です。これは、パソコン作業などで肩や首の筋肉が緊張することから生じます。

アロママッサージで、僧帽筋や胸鎖乳突筋、肩甲挙筋などの筋肉に働きかけて、筋緊張を和らげると共に、精油の効果で循環を高めたり、神経系をリラックスすることで、肩凝りや首凝りもスッキリして、頭痛も和らぐことが多いです。

片頭痛は、「血管拡張型頭痛」とも呼ばれていて、血管が拡張することが原因で起こる頭痛です。
原因は不明ですが、睡眠不足だったり、ストレスが溜まっていたり、
女性の場合はホルモンバランスに影響を受けて、生理前にエストロゲンの分泌量が高まると片頭痛が起こる、という人もいます。

マッサージの理論からいうと、片頭痛で頭痛のある方へのアロママッサージはお勧めできません。
アロママッサージによって血流が良くなり、痛みが悪化するのが理由です。
このような場合は、ゆっくりと休養をとっていただくと良いでしょう。
片頭痛をもつ方の多くが、「寝ると楽になる」と仰います。
ただし、寝すぎるのも痛みを増強する場合があるようなので、
要は、「規則正しい」生活が大切、ということですね。

最近は、筋緊張性頭痛と片頭痛が混在している場合があります。
その場合にアロママッサージをするかどうか・・・
それはセラピストの判断で異なりますし、ケースバイケースです。

三つ目の群発頭痛ですが、これは激しい痛みが続きます。
群発性頭痛の場合は、トリートメントは難しいです。
私は、信頼できる頭痛外来をご紹介します。群発頭痛は激しい痛みが続くため、クライアントはとてもお辛い状態が続きます。
信頼できる主治医に相談できると、気持ちも楽になるのではと思います。

一言で「頭痛」と言っても、マッサージをしても良い頭痛もあるし、マッサージは避けるべき頭痛もあります。
アロマセラピストが正しく判断して、クライアントに最も有益なアロマテラピーを提供したいですね。

また、片頭痛や群発性頭痛で、激しい頭痛がある場合はアロママッサージは避けますが、痛みのない時期はアロママッサージを受けても大丈夫です。
普段から肩や首の筋肉が硬くなりすぎる前に、アロママッサージトリートメントなど、肩や首の筋肉がほぐれて、同時に、香りによる神経系のリラックスは
ストレスを上手に解消する方法として役立ちます。

@ 片頭痛の方にお勧めアロマ(痛みが出ていない時)
鎮痛作用のあるペパーミントをティッシュに1滴落として深呼吸します。

A 筋緊張性頭痛の方にお勧めアロマ
鎮痛作用や老廃物の排泄を促すローズマリー・カンファーなど精油でバスオイルを作り、温かいお風呂にゆっくり入って、筋肉を和らげます。
また、精油を植物油にブレンドして、お風呂上りなどにセルフマッサージも効果的です。


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