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2012-08-22 アロマセラピストの地位を確立するために

イギリスには「Complememtaly Therapy (補完療法)」という医療的な領域が確立されていて、アロマテラピーも、正式に補完療法として認められています。

イギリスでは、補完療法(Complememtary Therapy)と呼ばれていますが、
アメリカでは、代替療法 (Altenitive Therapy)と呼ばれています。

補完療法という言葉は知っていたのですが、具体的に何をするのか、どの領域まで医療に関わるか、、などは、実際にイギリスで、アロマの先生に付いて補完療法としてのアロマテラピーを教わるまでは、正しく理解していませんでした。

補完療法として実践するアロマセラピストは、精神疾患や慢性疾患、ガンやエイズなど、あらゆる病気に関わります。
(病気のクライアントの場合は、医師や他の医療スタッフと一緒に、チームとして関わります)

イギリスでもアロマテラピーを実践している人が皆、補完療法に関わっているという訳ではありません。
癒しが目的であったり、エステとしてアロマテラピーの施術をしている人もいますが、日本に比べると、一般の人にも補完療法としてのアロマテラピーの認知度は高いです。

実際に、イギリスにはアロマテラピーは「(補完療法として)クリニック」が開業できますし、私の知っているアロマテラピークリニックでは、アレルギーを専門に扱うセラピストとか、小児の病気の専門セラピスト、と言ったように専門分野に分かれていて、クライアントの病気や症状に合わせて、専門領域のセラピストが担当しました。
このアロマテラピークリニックには、医師も看護師も、医療従事者はいませんが、どのセラピストも豊富な医学的知識があり、症状に合わせて専門的なアドバイスをしてくれました。

先生から、「ここは、超一流のセラピストしか働けないのです。ここで働いたという経歴は、「一流」の証しです」と言われました。

すべての分野の知識と経験を身につけることは不可能ですが、この領域は自信がある、という専門分野をもつことが「一流」になるステップなんだと知らされました。
医学的知識、専門性の高い技術、そして経験を積むこと、、、この3つは一流のアロマセラピストになるために必要な要素だと教えられたのも、この時期です。
こういう専門性がアロマセラピストの地位を築くために求められるものだと思います。

日本では、アロマセラピストの地位が築かれているとは言えません。
十分な知識や経験のないまま、ガンのような病気の患者さんのケアをすることは出来ませんので、まず最初は肩凝りなどの骨格の問題に対して、どの筋肉がどのように緊張しているのか、現れている症状の後ろに関わっている原因はどんなものか、症状を改善するために、普段の生活でどんな注意をすると良いのか・・・

いつも学校で勉強していることですが、受講生の頃は覚えることが多くて、
じっくりと取り組む時間がなかった人もいるでしょう。

アロマセラピストが、プロフェッショナルとしてのステップを確実に登っていけるような、実践を交えたステップアップクラスを考えようと思います。


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