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2012-07-12 体の冷え対策のアロマ

梅雨時になると、冷えが気になるクライアントが増えます。
夏なのに、なぜ? と思われるかも知れませんね。

いくつか理由が考えられます。
@ 会社でクーラーの風が首筋や背中に当たる
A 汗をかいた状態でオフィスに入る
B 暑くなり、冷たい飲み物などの摂り過ぎ
クライアントのバックグラウンドとして、状況やライフスタイルを把握し、冷えにつながる原因がどこにあるのかチェックすることが必要です。

身体が冷えると、単に血流が低下するだけでなく、様々な症状がみられます。特に多いのが脚のむくみ。 身体が冷えると血液の循環が悪くなるだけでなく、リンパの流れも低下します。そのため、脚のむくみを訴える人も増えます。
このような方は、筋肉を温めるスウェーデン式マッサージがお勧めです。
精油を用いることで相乗効果も期待できます。

また、ご自宅でのアドバイスも重要です。むくみのある方は、トリートメント後は一時的に脚が細くなりますが、しばらくすると元に戻ってしまいます。
そのためホームケアが不可欠です。
@ 会社でクーラーの風が首筋や背中に当たる方は、予防策として、スカーフ、またはショールを持参して、首や筋背中にかけておきましょう。
あるいは、席替えを提案して、クーラーの風が当たらないように席の配置を工夫されても良いでしょう。

A 汗は、体内の熱を体外に放散する働きをします。外気温が高くなると、自律神経系の働きで汗腺が活発になり、汗をかきはじめます。
汗と一緒に体熱が体表に出て身体の外に出して、体の内部の温度を一定にする、という働きが人間には備わっているのです。
汗をかいたままにしておくと、体表から熱を奪われて、冷えにつながります。
予防には、汗をかいたら、できるだけタオルなどで良くふき取ることが大切です。衣服などが汗で湿ってしまった時は、早めに着替えると良いでしょう。
夏の暑い日に外出を強いられる方は、背中(素肌)とシャツの間にタオルを広げて入れておくと、タオルが汗を吸収します。
自宅または会社に着いたら、背中に入れていたタオルを引き抜けば、着替えをしなくても良いので手軽です。

B 暑くなると、冷たい飲み物に手が出てしまいますね。ジュースの中には糖分を多く含んでいて、ますます体を冷やす原因にもなります。甘いジュースの代わりに水を飲むとか、3回に1回は温かい飲み物にしていただくとか、家から水筒を持参していただくとか。

ホームケアとしては、身体を温めたり、ストレッチをする、日常的な運動なども含めてクライアントと話をして、負担が少なく、日常的にできる方法をアドバイスすると良いでしょう。また、漢方も有用だと思います。

冷え症対策としてお勧めのアロマケア
フットマッサージ用のオイルを作り、足の末端から膝の方向に向けてマッサージします。
冷え症対策用オイル・ブレンド
スウィートアーモンドオイル
精油 ゼラニウム 
   サイプレス
   ジュニパーベリー

スウィートアーモンドオイルに、精油を加えます。
精油を加える際は、スウィートアーモンドオイルに対して、最大で3%濃度以下で使用してください。
例: 3%濃度の場合は、スウィートアーモンドオイル 10mlに対して、
精油全部の滴数が6滴となります。

※ リンパ浮腫の方、腎臓疾患、心臓疾患、妊娠中の方、その他重篤な病気の方で、むくみが気になる方は、通常の使用方法と異なりますので、専門のアロマセラピストにお問い合わせください。


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