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2011-12-27 月経前症候群 (PMS)とアロマテラピー

PMS(月経前症候群、またはPMT月経前緊張症)は、排卵期から生理が始まるまでの約2週間、イライラ、怒りっぽい、集中力の低下、落ち込み、にきび、胸の張り、腹部が張る、頭痛、むくみ、異常な食欲 など、体にも心にも様々な症状がみられます。

症状は多岐に渡り、ある人は眠気がひどく、別の人は眠れないというように、個人差があります。
また、症状は単独ではなく、いくつもの症状が複合的にみられるのも特長です。
生理の2週間くらい前になると症状が出てきますが、現れる症状は毎回同じではなく、その時々で変わります。

原因は不明ですが、要因としては、いくつか挙げられます。
@ ホルモンバランスの乱れ
A 神経伝達物質 セロトニンの分泌異常
B 体内の水分を調節するホルモンバランスの乱れ
などに影響を受けると考えられています。

アロマを受けに来られる人にはPMSの方が大勢いらっしゃいます。
最近でこそ、PMS(月経前症候群)は一般的にも良く知られていますが、
今から10年くらい前は「PMS」についてご存じない方が大半でしたので、PMSについて説明から始めました。
PMSの時期になると、イライラしたり、怒りっぽくなって他人に当たったり、激しく落ち込んだり、、、と、「普段の自分」とは違う行動をしてしまい、あとで、「私は何てひどいことをしたのだろう」と、自分を責めて、また落ち込む、という悪循環がみられます。

PMSのクライアントには、まず、怒りっぽくなったり、イライラして他人に当たることは、その人の性格が悪いせいではなくて、ホルモンや神経伝達物質の影響によって引き起こされていることを理解していただきます。
性格が悪いからイライラしているのではないのです。
ホルモンがアンバランスになり、その影響で一時的に感情のコントロールが難しくなっているのです。

この点を理解していただいた後は、アロマテラピートリートメントを通して、ホルモンのバランスや自律神経系のバランスに影響を及ぼす「ストレス」を和らげ、PMSとどう付き合っていくかをクライアントと一緒に考えていきます。

結論から言うと、自律神経系のバランスを整えるアロマテラピートリートメントはPMSに非常に効果的です。
次回は、アロマテラピートリートメントの実例をご紹介します。


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