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2011-12-08 頭痛とアロマ

頭痛には、いろいろな種類があります。

一番多い頭痛が、筋緊張性頭痛と呼ばれるもの。
名前はちょっと難しそうですが、簡単に言うと、首や肩の筋肉が凝って、筋肉の中の血管が圧迫されることにより起こる頭痛で、一般的に「頭痛」と呼ばれています。

長時間のパソコンや事務作業など、ずっと同じ姿勢で作業をしていると、同じ筋肉がずっと緊張状態を強いられます。その緊張状態にある筋肉内の血管が圧迫されることにより、血管が収縮して生じる頭痛で、一般的な「頭痛」です。
これは、スウェーデン式マッサージで首と肩、場合によっては腕の筋肉をほぐすと、ほとんどの場合は改善します。
原因は、パソコンや事務作業などのオフィスワーク(あまり動かないもの)などの同じ姿勢をキープするものの他に、目の疲れ、ストレスや心配事なども原因になります。
目の疲れ、ストレスや心配事などが原因で生じる時は、副交感神経系に働きかけるアロママッサージが効果的。目の疲れの解消には、眼の周りの筋肉をほぐす手技の入ったアロママッサージも効果的。頭痛の人にアロママッサージを行う場合は、自律神経系の枝の他に、首と肩も、丁寧にしっかりとマッサージするようにしましょぅ。

アロマでのケアは、マッサージオイルを手に取り、首から肩を良くほぐします。できれば、マッサージの前にお風呂に入って、体を温めてからマッサージすると、血行も良くなり、オイルの吸収も良くなり効果的です。

二つ目に多い頭痛が、片頭痛。別名、血管拡張性頭痛ともいいます。
名前の通り、血管が拡張することで生じる頭痛で、原因は色々とありますが、女性の場合、生理前のホルモンの影響で生じるケースが多いです。その他には、ストレスや睡眠不足、場合によっては食べ物で起こる場合もあります。イギリスではチョコレートやチーズの食べ過ぎは片頭痛を誘発すると言われています。
ひどい場合は吐き気を伴い、仕事を休むほどの
片頭痛の時のケアですが、片頭痛は血管が拡張するために生じるため、マッサージは行いません。一番良いのは、休むこと。寝ると、少し良くなるようです。
ただし、寝すぎは片頭痛の原因になるので、極端な寝過ぎは注意。
また、片頭痛は痛みが始まる前に、予兆がある人が多く、光や音に敏感になります。そのため、光や音に過敏になったら、早めに休息を取ると良いでしょう。

片頭痛の起こっていない時は、もちろんオイルマッサージはOK。
普段からストレスを溜めすぎないようにすることが大事。
一日の終わりに、お好きな精油でゆっくりとバスタイムを楽しむのも良いでしょう。

三つ目は、群発性頭痛。頭痛の中で最も痛みが激しい頭痛。
原因は不明。一度頭痛が起こると、1〜2か月の間、激しい頭痛が続きます。治ったと思っても、再発する。
経験から、マッサージで改善はみられない。
そのため、群発性頭痛の方には、頭痛外来のあるクリニックを紹介しています。

その他の原因

顎関節症
顎の関節の噛み合わせの不具合で頭痛が起こる場合があります。
口腔外科を紹介し、マウスピースなどを作って治療されると、頭痛もおさまります。

脳の病気
まれに脳の病気が隠れている場合があります。
例えば、激しい頭痛を伴うくも膜下出血や脳腫瘍、脳出血などの深刻な病気が原因になっている場合があります。
何らかの異常を感じたら、「たかが頭痛」と片付けないで、医療機関を受診すると安心です。


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