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2011-09-29 手首の痛みとアロマ

パソコンを長時間使う人で、手首が痛む場合があります。
特に、パソコンのマウスを使って画面を動かす動作をする場合、手首を左右に動かす運動回数が多くなります。

手首が痛くなる理由は色々考えられますが、最も単純な理由が「使いすぎ」によるものです。

筋肉というのは、長いゴムのようなもので、伸び縮みをする性質があります。

手の指を動かしたり、マウスを握る運動をする手のひらの筋肉は、ほとんどが腕から、手首を通って手に付着します。
ゴムのような筋肉が伸び縮みすることで、手の指を動かしたり、手の平の握り具合を調整しているのです。

手首のように、運動量の多い場所には、筋肉の両端(腱の状態になっています)が擦れてしまわないように、「腱鞘(けんしょう)」という、刀のサヤのようなものが周りを取り巻いて、筋肉の末端(腱の状態)を大事に守っているのですが、運動量が多いと守りきれなくて、炎症が起きてしまいます。

これが腱鞘炎です。

これは、パソコンを使う人だけでなく、手首の運動が多い人には良くみられる症状で、マッサージをする人にも多い症状です。
特に、肩に余分な力が入って肘や手首の関節に緊張がある人に良く見られます。

そんな時は、炎症を鎮める精油を使って、手首を冷湿布をして冷やします。
その後、腕にマッサージオイルをつけて、心臓の方に優しくマッサージをしてあげると良いでしょう。
また、痛みの状態にも依りますが、手の平の親指の下のふくらみも優しくマッサージしておくと良いでしょう。

マッサージを受ける時は、痛みのある場所をセラピストに告げておきます。
教育を受けて経験を積んでいるセラピストであれば、痛みの部位を聞くと、その痛みの原因を推察して、痛みの原因となる筋肉を緩めるために、丁寧にマッサージをしてくれると思います。

例えば、親指を動かすと痛い人の場合は、手から肘の筋肉、肘から肩の筋肉、肩から首の筋肉、肩から肩甲骨にそれぞれ筋肉が繋がっています。そのため、手や手首の痛い場所だけに目を向けるのではなく、元々の原因がどこにあるのかを推察して、肩や首、背中も含めた関連する筋肉を丁寧にマッサージをすることで、緊張している筋肉を緩め、筋肉や関節の老廃物を除去することで、結果的に痛みが軽減したり、重だるかった部位が軽くなるなど、症状の軽減につながります。

マッサージでは、痛みのある関節に対しては、痛みにつながるような強い圧をかけることはありません。肩が凝っている人に対して、「痛気持ち良い」圧を掛けることは問題ありませんが、関節などの不安定な部位に強い圧をかけることは、不快感を与えるだけでなく、炎症を悪化させるかもしれませんので要注意です。

腱鞘炎の場合は、手の使いすぎが原因ですので、痛みのひどい時はできるだけ手を休めることが必要です。
使ったら冷やして炎症を鎮めます。
手首にサポーターをして、保護することも良い方法です。

そして、一番は疲労を長く蓄積させないようにして、時には健康の維持のためにアロママッサージを受けることも良いでしょう。
良い香りに包まれて、疲労を取り除き、明日から、また元気に仕事に向かえる自分を取り戻すことが出来る、とっておきの時間になると思います。


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