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アロマスクール 日本ホリスティックケア研究所のトップ > ブログ > アロマの学校選び 資格編

2011-11-26 アロマの学校選び 資格編

11月になると、来年のコース説明会や相談に来られる方が増えます。
来られる方とお話をしていると、初めてアロマを勉強される方も多いのですが、すでに色々なところでアロマの勉強をされた方もたくさんいらっしゃいます。
そこで、「学校には行ったけど、勉強したい内容が習えなかった」、、、という声が意外に多いのです。
実は、私自身も、学校選びを失敗した経験があります。
そんな経験から、これからの学校選びの参考になれば良いと思います。

≪なぜ学校選びを失敗するのか?≫
その1: 資格だけで安心するのは間違いです

アロマテラピーの学校は膨大な数があり、学校によって教育内容は統一されておらず、マッサージの技術もアロマの知識もバラバラです。
このような状況下で、正しい学校を選ぶことは容易ではありません。

「資格」を取れる学校に通うと安心しますが、注意すべきことは、資格が取れても仕事は保障されている訳ではない、ということです。資格があっても仕事のないアロマセラピストと称する人は数多いらっしゃると聞きます。
この資格が取れれば仕事が出来るとか、学校を卒業したら技術が身につく、と思うのは間違いです。

ある学校では、健康な人だけに行うためのアロマテラピーとアロママッサージを教えているところもあります。
ある学校では、身近な病気の人には行えるが、ガンの人には行ってはいけない、と教えるところもあります。
私達の学校では、健康な方だけではなく、ガンを含む様々な病気の患者さんにも安全に行えるアロマテラピーとアロマテラピーマッサージを教えています。
同じ「アロマの学校」と言っても、こんなに考え方も授業内容も全く違うのです。
アロマの学校は国の基準が全くありません。そのため、学校単位で授業内容を決めるために、大きな違いが生じます。

この違いは単に倫理的な違いだけではありません。
病気の患者さんに安全に行えるアロマテラピーやアロママッサージを教えるためには、授業時間を何倍もかける必要があります。
また、授業内容も、病気に対応するために、詳しく勉強します。マッサージの技術においても、一つ一つの筋肉を正しく理解することが必要になります。これは、誰にでも同じマッサージを行うのではなく、様々な状況に合わせて、マッサージを臨機応変に変えていく応用力が要求されるためです。

同じ資格だと同じ授業内容かというと、これが全く違います。
私自身、同じ資格がとれる2つの学校に通いましたので、内容の違いは実感しています。
『同じ資格であっても、違う資格であっても、勉強内容は学校によって全く違う』、と理解しておかれて間違いないでしょう。
そのため、「資格が取れる」ということに安心してはいけません。
特に、仕事として資格を生かしたい人は、その学校で、どんな技術が得られるのか、できるだけ具体的に尋ねて確認することが、後悔しないために必要なことです。

私自身、最初の学校は、「アロマの資格が取れるから」、と安心して入学しましたが、自分の勉強したいことを学ぶことはできずにガッカリしました。
資格が取れる学校に入学すれば、何でも教われると思って安心したのです。

2つ目の学校に入る前に、学校の先生にお会いしました。
私は、病気の方にアロマテラピートリートメントでサポートしたいと希望していました。具体的に、どんな病気の人かは決めていなかったので、
先生に、「この学校では、病気の人に出来るマッサージの方法を教えるのですか?」と率直に尋ねました。

先生の答えは、確信に満ちた「YES」でした。
それでこの学校を選びました。
卒業した翌年に夢が叶い、病院での最初の患者さんが、がん患者さんでした。
今は、様々な病気の患者さんにアロマテラピートメントを実践することで、充実したアロマセラピスト人生を過ごしています。
1990年代半ば当時はイギリスにしか学校がなく、イギリスまで行くことは無理だったとしても、ファックスや電話で質問する機会はありました。最初からきちんと質問していれば、間違うことはなかったと思います。

アロマセラピストの仕事は、非常にやり甲斐のある幸せな仕事です。
多くの方が、アロマの学校で学んだことを土台に、アロマセラピストとして将来を真剣に考えていらっしゃいます。
自分の夢を叶えるためにも、きちんと確かめて、確かな道を進んでいただければと思います。


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