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2011-09-19 妊娠中のアロマテラピートリートメント

妊娠中の方にアロマテラピートリートメントを提供するサロンは少ないようですが、
妊娠中もアロマテラピートリートメントを受けていただけます。

妊娠中はホルモンの変化により、母体に大きな変化が生じます。身体面ではお腹が大きくなるにつれて、肩凝り、腰痛、脚のむくみなどを訴える方が多くいらっしゃいます。また、感情面でも不安になったり感情のバランスが崩れたりするなど過敏になることがあります。

妊娠中のアロマテラピートリートメントは不安や緊張を和らげたり、腰痛や脚のむくみなどの不快な症状を取り除くことで、マタニティーライフを快適に過ごしていただき、赤ちゃんの健やかな成長につながると思います。

妊娠中のクライアントはお腹に赤ちゃんがいるので、圧の強さ、施術時間、施術する際の体位などは、一般の場合と全く異なります。お腹を圧迫しないようにクッションを上手に使って、クライアントが心地よく快適にマッサージが受けられるように調整します。また、精油には毒性のあるものがあり、お腹の中で赤ちゃんが成長しているため、使用する精油の種類は限られ、また低濃度で使用します。

妊娠中のクライアントの場合、事前に体調を伺って妊娠合併症の可能性がないか確認して、何らかのサインがあれば主治医の許可をとっていただいてからご予約を受けています。
全身トリートメントについては安定期に入ってからトリートメントを行います。

妊娠中期〜後期までは、妊娠や出産に対する不安や、リラックス効果を高めて心身のバランス維持のために来られるケースが多いのですが、妊娠後期になってお腹が大きくなると、肩凝り、腰痛や脚のむくみなどの身体症状がみられて来られる方がほとんどです。
肩凝りや腰痛、脚のむくみが楽になると、気持ちも和らぐようで、体も心も軽くなってお帰りになります。また、妊娠線予防や出産に向けたアドバイスも始めます。

初めてお産をする方の中には、お産が近づくにつれて、不安がピークに達する方がいらっしゃいます。そのような場合は、クライアントの好きな香りを使った「お産用のブレンドオイル」を作ってお渡ししています。お産の時にティッシュに落として香りを嗅いでいただくだけで、気持ちが落ち着いてお産のストレスが和らぎます。
また、病院側の許可がおりる場合、陣痛が来たら連絡をいただき、病院でアロママッサージを行っています。
病院で、クライアントが陣痛の間にアロママッサージをしたケースでは、陣痛が楽だった、アロママッサージをしたら痛みが和らいだ、気持ちが落ち着いてお産が楽だった、などの感想をいただいています。

当スクールのIFA認定コース校長であるジャーメイン・リッチ先生によると、妊娠中のクライアントにアロマテラピートリートメントを行うには、プロとしてのアロマセラピストの資格取得後、約1年間一般のクライアントにトリートメントを行った後に行うよう指示されています。


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