IFA(国際アロマセラピスト連盟)について
IFAは、1985年に世界で初めて作られたアロマセラピストの組織で、本部はイギリスのロンドンにあります。
IFA認定アロマセラピストは世界各地に広がり、現在、スクールは、オランダ、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、ブラジル、中国、韓国、台湾などにあります。
1987年、病院にアロマセラピストを派遣する「アロマテラピー イン ケア」というプロジェクトを開始しました。病院の患者様のもとにIFA認定アロマセラピストが行き、アロマテラピーマッサージを提供するボランティア活動です。この活動により、病院でのアロマテラピーの有用性が認められるようになりました。
認定試験が年2回実施されていて、日本では5月と9月に実施されています。筆記試験はイギリス本部より出題された問題を、日本の東京と大阪の2か所で実施されます。実技試験は、イギリス本部よりIFA試験官が来日し、各学校で実技試験を実施します。
IFA設立の経緯
IFA設立までイギリスでは、当時エステティックとしてのアロマが知られていましたが、補完療法としてのアロマテラピーはほとんど知られていませんでした。
1960年代、フランスの医学にアロマを導入した医師のバルネ博士がロンドンの中心部にあったマダム・アーシエ・アロマテラピー・クリニックに来られていて、そこで病気の患者さんを診察し、クリニックのアロマセラピストが患者さんにアロママッサージの施術を行っていました。その時のアロマセラピストが当校の校長であるジャーメイン・リッチ先生です。
ジャーメイン先生は、マダム・アーシエ・アロマテラピー・クリニックで小さな学校を開いていてアロマテラピーを学び、1969年に資格取得後、すぐにクリニックでアロマセラピストとして従事しました。同時に、アロマテラピー学校の同級生 スー・ビーチリーさん、ジェラルディン・ハワードさんという友人と一緒に勉強会を開きました。勉強会を開いて15年後、ある日、「アロマテラピーの組織があれば良いね」という話になり、それがきっかけで、1985年にIFA(International Federation of Aromatherapists)がイギリス政府認可の慈善団体として発足しました。
毎年会長を選挙で選ぶ民主制を第一に、アロマテラピーを広く知っていただくために、教育、普及活動、政府への働きかけなど、、、様々な活動を行いました。1987年、ジャーメイン先生がIFA会長になり、病院にアロマセラピストを派遣する「アロマテラピー イン ケア」というプロジェクトを開始しました。病院の患者様のもとにIFA認定アロマセラピストが行き、アロマテラピーマッサージを提供するボランティア活動です。この活動により、病院でのアロマテラピーの有用性が認められるようになりました。