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アロマダイアリー 2012年2月

2012年2月23日 膵臓がんの50代女性へのアロマトリートメント
訪室すると「待ってたのよー」と声をかけてくださいました。
まだ便秘が続いているということで、マッサージの希望部位は、背中、お腹、足。
足のむくみやお腹の張りは、ご本人もおっしゃる通り先週に比べ少し引いていました。
先週のトリートメント後すぐに便通があったそうで、とても喜んでいらして、アロマの効果に驚かれていました。でもその後2回ほど薬を服用しなかったら、また便秘になってしまったとのこと。
ふだん痛み止めを服用しているが、それだけでなく「アロマを受けると痛みが和らいで、本当に楽になるの」、と仰っていました。
マッサージ終了後は「あー。気持ち良かった。楽になったー。ありがとね。」とリラックスされたご様子でした。 (川島)
2012年2月9日 卵巣がんで入院されている60歳代女性へのアロマトリートメント
午前中は体調が悪く、トリートメントは無理と病棟の判断。午後になって、病状が落ち着かれ、ご本人がアロマを受けたい、と仰ったとのご依頼をいただきました。
病室に伺うと、「あー 良かった。」、と嬉しそうに迎えてくださいました。
トリートメント中はずっとお休みで、付き添われていた娘さんが、トリートメントの様子を見ながら、「今までどんなマッサージを勧めても受けに行かなかったのが、ここでアロマを受けて本当に感動して、私たちにも『すごくいいの』と話すんですよ」、と教えてくださいました。また、「この病院に入院して良かった」、ともお話しされていたそうです。
アロママッサージ終了後に目を覚まされ、「気持ち良かった。眠っちゃったわ。」と、とてもリラックスされた表情でおっしゃっいました。
「また来週伺いますね」、と声をかけると、「そうよね。受けられるようにがんばらなっくっちゃ」、と笑顔で仰ってくださいました。(川島)
2012年2月9日 糖尿病で入院中の80歳代女性へのアロマトリートメント
前回伺ったときに、「次もお願いします。」とおっしゃっていたのですが、病院からいただいたリストに名前がなかったので、看護師さんに確認し、ロビーにいらっしゃったので、ご希望かどうか伺いました。「あら、私の名前ないの?やってほしいわ。やっていただける?」とのことでしたので、 さっそくロビーにて施術させていただくことに。
「今日あたり来られるかなと思って待ってたのよ。この前もやっていただいてすごく気持ちよかったわ。」とおっしゃってくださいました。
施術中はアロマを心待ちにしてくださっていたことをずっとお話してくださり、そんなに気に入ってくださったんだと、うれしく思いました。皮膚の乾燥があり、エフルラージュを行っていると落屑が多量にありました。 マッサージの終了時には、保湿され肌もしっとりされていました。「あら〜きれいになったわ。ありがとう。またお願いします。」と笑顔でおっしゃってくださいました。
患者さんが楽しみに待っていてくださることは、施術する側にとってもやりがいを感じることができ、また次回その笑顔に会えることが楽しみです。入院生活でアロマが患者さんたちのよき気分転換、リラックス、リフレッシュの機会となればと思います。(清水)
2012年2月2日 膵臓がんで入院中の80歳代の女性へのアロマトリートメント
2回目のアロマ。この方はご自分から「やってほしい」と病棟に申し込まれました。今日も肩周りを希望されました。右の腕の付け根に湿布が貼ってあり、お聞きすると痛みがあって湿布を貼ると楽になるとのこと。元々肩こりがひどく、前回も肩周り全体が緊張していました。
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回目ということで少し慣れてくださったのか、今日は色々お話をしながら受けてくださいました。頸椎外側を刺激していると、「ツボにぴったりはまってる」、と少し感心したようにおっしゃり、「やってもらった後は夜よく眠れるの。前回もそうだったのよ。」と感想を聞かせてくださいました。終了後、首をぐるっと回して「あー。楽になった。」と嬉しそうにされていました。トリートメント前と比べると、目がかなりぱっちりされたのでお伝えすると、ご本人もそれを自覚されていて、「ほんとよく見えるわ。ありがとう。」、と仰いました。(川島)
2012年2月23日 大腸がんの70歳代の女性へのアロマトリートメント
昨年の10月から継続してアロマトリートメントの施術をさせていただいている方で、アロマを気に入ってくださり、いつも楽しみにしてくださっています。
病室に伺うとベットでおやすみになっていました。少し頬の辺りがお痩せになられた印象。
「こんにちは。アロママッサージに伺いました。」と声をかけると、目を開けてくださり、「あー、お願いします。ありがとうございます。」とおっしゃいました。 香りを近づけると、「あーほんとにいい香りね。」とうっとりされていました。トリートメントを始めるとまたすぐに寝息が聞かれ、お休みになられました。右上肢から左上肢、左上肢から下肢へと部位が変わるたびに少し目を覚まされますが、 またすぐに呼吸が深くなり、お休みになられていました。両下肢は同様に浮腫が著明で硬くなっていましたが、トリートメント時は特にご本人様からは下肢の様子を尋ねられることはありませんでした。トリートメントが終了すると、「まぁーとっても気持ちが良かったです。本当にありがとうございました。」とおっしゃっていました。 (清水)
2012年2月23日 脳出血後のリハビリで入院中の60歳代女性へのアロマトリートメント
リハビリ後にベッドでお休みされているところへお伺いしました。
右半身は感覚はあるが、力がうまく出ない。左半身は感覚は鈍くあまりないが力は右半身よりも出る。ということで左腕は腕橈骨筋の張りと手のひら全体が固く張っていました ご自分でも「左腕は自分が意識しているよりもギュッと力が入っているのかもしれない」とおっしゃられていました。
ラベンダーの香りを気に入っていただけたようで「あ〜本当にいい香り。リラックスね。」 、とゆったりされていました。浮腫みは足首周りに多少あり、下肢は全体的にやや張っていました。
昨日、お風呂に入っている時に、病後初めて体を洗っていただいているのが分かったということをお話ししてくださいました。 今までは、洗っていただいているのか感覚がなかったので、「洗ってくださっているのか?」、「ちゃんと流してくださっているのか?」 など、相手を疑ってしまうこともあり罪悪感があったそうです。お風呂に入っても満足できない変な気持ちだったとのことでした。
感覚が少しずつ戻る度に、今まで当たり前だった小さなことも感動するとのことでした。
今回で4回目のトリートメントになるのですが、「こうやってトリートメントをしていただいていると、前より触られているのがわかるわ。毎回、少しずつ気持ちよく感じられる範囲が多くなるから嬉しいし、楽しみだわ。」 、とご自分の回復度を実感していただいているご様子でした。 アロマトリートメントが入院生活の中で患者様の楽しみの一つになっていることが改めて実感できた時間でした。(佐藤)

2012年2月23日 脳梗塞で入院中の90歳代女性へのアロマトリートメント
入室してお声をかけると、はじめは「イヤイヤ」と首を横にふっておられましたが、「香りだけでも楽しんでみませんか?」とお話すると「うん」とお返事してくださいました。
3種類ほど嗅いでいただきました。その中でもオレンジの香りがお好みだったようです。「この香りのオイルで軽く手だけでもマッサージしてみましょうか?」とお声かけすると、また「うん」とお返事してくださったので、上肢のトリートメントに入りました。
片方の手が終わり、もう片方の手をトリートメントしていると、先ほど終えた方のご自分の手を上にかざして眺めたりして、最初にお会いした時よりとても表情が穏やかになりました。(山内)
2012年2月21日 筋ジストロフィーで入院中の女性へのアロマトリートメント
毎月継続でトリートメントさせていただいている患者様。今回も左を向いて横になり、右側背面全体のトリートメントを行いました。
「私、こってますか? どれぐらい? 私ほど凝ってる人、他にいないでしょ。」と確認するようにおっしゃいました。「凝ってますね〜、かちかちですよ。」というと、「やっぱりそうか〜」と得心したようにお答えになりました。「リハビリを受けても、部屋に戻る頃にはもう、また凝っちゃって、ほんとに困ってるんです、コリがひどくなると頭痛や吐き気がするから、頭痛薬なしには過ごせないんです」と仰いました。
右半身をしっかりほぐしたあと、枕元から、手を差し込んで肩と頚部のマッサージ。
「毎日こうやってマッサージしてもらえたら、薬なんて飲まなくても良くなるんですかね・・・」、とため息をつかれていました。ほんの40分程度ですが、トリートメントの時はリラックスして、楽しんでいただけるようにと思いました。(篠村)
2012年2月9日 糖尿病の80歳代の女性へのアロマトリートメント
前回伺ったときに、「次もお願いします。」とおっしゃっていたのですが、病院から
いただいたリストに名前がなかったので、看護師さんに確認し、ロビーにいらっ
しゃったので、ご希望かどうか伺いました。
「あら、私の名前ないの?やってほしいわ。やっていただける?」とのことでしたの
で、 さっそくロビーにて施術させていただくことに。
「木曜日にいらっしゃるっておっしゃってたから、今日あたり来られるかなと思って
待ってたのよ。この前もやっていただいてすごく気持ちよかったわ。」とおっしゃっ
てくださいました。
施術中はアロマを心待ちにしてくださっていたことをずっとお話してくださり、そん
なに気に入ってくださったんだと、うれしく思いました。皮膚の乾燥があり、エフル
ラージュを行っていると落屑が多量にありました。 マッサージの終了時には、保湿
され肌もしっとりされていました。
「あら〜きれいになったわ。ありがとう。またお願いします。」と笑顔でおっしゃっ
てくださいました。
患者さんが楽しみに待っていてくださることは、施術する側にとってもやりがいを感
じることができ、また次回その笑顔に会えることが楽しみです。入院生活でアロマが
患者さんたちのよき気分転換、リラックス、リフレッシュの機会となればと思いま
す。(清水)


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