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アロマダイアリー 2011年1月

2011年1月27日  卵巣がんの70歳代の女性
気持ちが不安定な状態なのでということで、看護師さんと一緒に訪室。この時はやりたくないとのことで、また後で伺う事にしました。3時間後くらいに伺い、アロマの説明をして芳香(オレンジ)を楽しんでいただきました。
言葉がはっきりと聞き取れませんでしたが、表情が少し緩んだようでしたので、施術を始めました。
右半身に麻痺がみられ、手がやや拘縮していました。始めはぎゅっと力が入っていました。
ゆっくりとしたペースで丁寧に触れていると、だんだんと緩んでくるのがわかりました。
上肢を終え、「足もしましょうか?」というと笑顔で頷かれたので施術を続けました。
途中少しウトウトとされている時もありましたが、ほとんど私の方を見ていらっしゃいました。
終わる事には冷感がほとんど感じられなくなっていました。
終わったことを伝えると、笑顔でなんども頷いてから、左手を私の方へ。しっかりと握手をして退室しました。 (サイトウ)
2011年1月20日 くも膜下出血後遺症の80歳代の女性
 アロマのトリートメントに来たことをお伝えすると、「そう」と微笑まれました。
上肢のトリートメントを始めると、最初はいつものように頭を持ち上げたり、私の顔を見たりと少し落ち着きがありません。上肢が終わり、下肢のトリートメントに移る頃には落ち着かれて、ウトウトしはじめて寝息をたててお休みに。終了後は物音で目を覚まされ、少しボーっとされていました。
「お休みになっていらっしゃいましたね。気持ちよかったですか?」と伺うと、うんとうなずかれ、「また来週来ますね」とお伝えすると嬉しそうな表情をされていました。
前回に比べ、ふくらはぎが柔らかく、浮腫も軽減されていました。(川島)
2011年 1月6日 脳腫瘍の40歳代女性へのトリート 
  病室に伺うと、テレビをご覧になっていました。「アロマのマッサージに来ました」と声をかけました。追視(私のことを目で追う様子)は見られるのですが、反応はありませんでした。ご疾患の影響によるものか、発語が難しいご様子でした。オイルの準備をし、「右腕から始めますね」と声をかけ、袖をまくろうとすると、右上肢を私のほうへ出してくださいました。右上肢のトリートメント中、エフルラージュや指の施術の際、ご自分で少し指を動かす様子が見られました。左上肢は右上肢に比べ、自動運動が少なく感じられました。トリートメント中は、うとうとしたり、覚醒したりを繰り返していました。施術部位が変わるたびに、私のことをじっと見ていらっしゃいました。
終了時、「終わりました。お疲れさまでした。」と声をかけると、反応はありませんでしたが、私のことをじっと見ていらっしゃいました。 (清水)

2011年1月6日 心不全の90歳代女性へのトリートメント
ベッドサイドでお声がけすると、発語はありませんでしたが、患者様ご自身から腕を出してくださいました。乾燥は気になりませんが、両足共に足先に冷えがあり、同じ態勢のためかふくらはぎに浮腫みがあり、下に敷いていたクッションの跡がくっきりとありました。トリートメントをするうちに、固かったふくらはぎはかなり柔らかくなり、クッションの跡はほぼなくなりました。足先も大分温まりました。
終了後、お声かけするといままで一度も発語されませんでしたが、頭を少し起こして、「すみませんね」とはっきりと仰いました。 (佐藤)



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