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アロマダイアリー 2010年12月

2010年12月9日 悪性黒色腫の女性へのアロマトリートメント
初めてアロマを受けられる方でした。全身に緊張がみられ、落ち着かない様子が感じられました。
施術を進めていくと、呼吸がゆっくりになってきました。施術中はぼんやりとされていました。
施術が終わる頃に、ゆっくりと「これは・・・精神的に・・・いいものですね」、と手元をみたり私を見たり天井をみたりしながらおっしゃいました。施術後は穏やかで笑顔がみられました。(サイトウ)
2010年12月2日 乳がんの女性へのアロマトリートメント
同室の方のアロマ施術中、ナースコールを押して何度か看護師さんを呼ばれていました。
3日ほど便秘で浣腸をしてもらったものの、まだお通じが出ないようでした。
時間をおいて伺うと、「少し出たけどまだすっきりしないの。おなかをやってほしい。」とのことでした。
お通じのことが気になるようでしたので、腹部・上肢・下肢の順で施術しました。
トリートメント中はお話されたりもしていましたが、穏やかな表情でマッサージに集中される様子も見られました。
足底部の施術で大腸の反射区を刺激しましたが、上行結腸の辺りの部分がやや張っている感じがしました。
下肢の施術中、グルグルとおなかが動いている音が聞かれました。看護師さんからの勧めもあり、少しずつ水分をとられているとのことでした。終了時、「ありがとう」とおっしゃってくださいました。(清水)
2010年12月2日 認知症の104歳の女性へのアロマトリートメント
入室すると横になっていらっしゃいました。アロママッサージをしてもよいか尋ねると、「何でも好きなことしてくださいね」と仰いました。とても感じの良い方で、同じ事を何回か繰り返して仰ることはありましたが、会話もはっきりされていて104歳にはとても見えない方でした。
手はとても暖かく、足は足先のみ冷えがありますが、(歩行はできず車椅子を使用)乾燥は気にならず、血管が透けて見えることもほとんど無く、手足の肌に張りも弾力もあり、とてもきれいな肌の状態でした。和洋裁の仕事をして子供を育てたことや、子供の話などしてくださいました。
時折、「私は本当に運がいいわ」、「私は本当に幸せ」などマッサージを受けたことに対して大変喜んでくださいました。足先の冷えもトリートメントすると大分、緩和されました。
終わるとご自分で起き上がり「お礼のしようがありません、身体に気をつけてね。」と何度もお礼を言ってくださいました。私が元気付けられたようなトリートメントでした。(川口)
2010年12月2日 脳梗塞後遺症の女性へのアロマトリートメント
「アロマのトリートメントに来ました。」と声をかけると「よろしくお願いします。」と仰り、微笑まれたように感じました。
上肢から始めると、ご自分から手を差し出してくださいました。最初のうちは頭を持ち上げたりして落ち着かない様子でした。上肢に少し冷えが感じられましたが、トリートメントをしているとだんだん温まってきたので、「アロマはいかがですか?」と伺うと、「なんだかいいねぇ」、とお返事が返ってきました。下肢に移ると、こちらも冷えが強く、ふくらはぎに硬さもみられました。繰り返し下肢の優しいトリートメントを行っていると、温かさも戻ってきて、ふくらはぎも柔らかくなってきました。途中からは寝息も聞こえてきて、1度物音で目を覚まされましたが、その後は最後までお休みされていました。(川島)


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